サービス実績

導入プロジェクトの実績を紹介します。

全社システム刷新プロジェクト
●お客様概要
中堅鉄鋼二次製品メーカー
●プロジェクト概要
導入範囲:本社、3工場、販売・物流拠点 十数カ所
対象業務:財務会計、原価計算、販売・購買・在庫、生産
ERP:富士通グロービア
期間:約18カ月
●課題
財務会計/原価計算のシステム化、基幹システムのOS保守切れ対応(生産/倉庫システムは拠点毎にバラバラで単純更新でも莫大な費用を要する)
●対応方針
ERPにより全社システムを刷新する。ただし予算低減のため、現行業務をERPにあわせて見直すことで追加開発を極力抑える。
●主な追加開発項目
販売・購買・在庫:受注画面/納品書/請求書などの改善、取引条件マスターメンテ画面の改善、代替品受注における在庫引当処理の自動化
生産:送り状/ラベル改善、モノ/データ同期タイミング改善
原価計算:再加工など特殊生産原価の計算改善
●主な業務見直し項目
販売・購買・在庫:計上後の価格訂正、出荷に同期した売上計上
生産:バーコードによる原材料投入~生産完成のリアルタイム把握
原価計算:原材料使用実績の計算
●当社の役割
構想策定:基本方針検討、ERP/ベンダー選定、見積額検証など
要件定義:ERPギャップ業務の対応策検討
教育/移行サポート:マニュアル作成、マスター整備ガイド
プロジェクト管理:進捗会議/意思決定会議の運営
●評価
お客様の強いリーダーシップと精力的な作業貢献もあり、ほぼ計画どおりのスケジュールと予算でERPを導入し、大きな混乱もなく現行業務を移行することが出来た。
●教訓
本稼働から1年を経過し、経理業務と実地棚卸業務は劇的に効率化され、月次決算も目標であった第5営業日には原価差異分析を含め完了する状況になった。
しかし、在庫を使ったみせかけの利益出しはやめられないでいる。
このせいもあり、真の原価が曖昧となり、客先との販売価格交渉の強化は行われず、生産計画精度向上/在庫運用効率化に向けた顧客との関係強化の取組も未着手のままである。
間接業務効率化構想プロジェクト
お客様概要:鉄鋼系物流会社
プロジェクト概要:
検討テーマ:拠点管理間接業務の本社集約化による重複業務の削減
対象業務:経理、一般購買、人事・給与・勤怠、総務・庶務
期間:約3.5カ月
課題:管理・間接業務の集約と要員スリム化方針の中、実務担当側で実現性と効果に疑問を持っており、具体化に拍車がかからない
対応方針:経営主導で、間接業務効率化検討プロジェクトを発足し、実務担当者とともに実現性/効果を検証する
●主な検証結果
経理:月次決算、債権・債務管理、小口現金を中心に大幅に集約化メリットが期待できる
一般購買:本社に故買部門がなく、直接部門との連携も強いため、一筋縄ではいかない
人事・給与・勤怠:勤怠管理・庶務(経費精算含む)が人間系で行われており、一筋縄ではいかない
総務:職務権限と人員配置の見直し、文書管理規定や管理プロセスの見直しが必要で、一筋縄ではいかない
●当社の役割
標準業務の定義:組換え。集約化を念頭に業務時間アンケートを大・中・小に分類
業務プロセス分析:業務フローを作成し、直接部門と本社との連携や、不必要な集計/チェック/報告を分析
ワークショップ運営:集約化/効率化案を作成し、実務担当者を交えたワークショップを運営
プロジェクト報告:集約化方針、実現性/効果検証結果を経営報告
●評価
明言はされていなかったが、本件は基幹システム刷新と同期をとって進めることを念頭にした構想であったが、システム化の手立てが明確にならず、改革は本格的な取組みには至っていない
SAP導入プロジェクト 概要設計フェーズ
お客様概要:大手電機メーカー
プロジェクト/フェーズ概要:
フェーズゴール:既存システム改修、インターフェース開発に関する計画策定/費用の試算
対象業務:販売・購買・在庫、会計
期間:約6カ月
課題:当初予算の大幅削減目標を達成するため、既存システム改修計画を見直す
対応方針:そのまま利用できるプログラムを流用し、開発規模を大幅削減する
●主な検証結果
プログラム調査自体に膨大な工数を要するため、設計工数の増大を招く
サンプル調査では殆どのプログラムが流用できないことが判明
●当社の役割
概要設計の前提となる在庫データを中心とした要件の再整理
調査・概要設計の進捗/課題管理、及び管理方法の整備
●評価
調査開始前に想定した流用可能なプログラムは、調査を進めるに従って問題点が次々に発見され、開発規模の削減計画は実現が難しくなり見直しを余儀なくされた
ERP導入構想プロジェクト
お客様概要:中堅電子部品製造機械メーカー
プロジェクト概要:
フェーズゴール:新基幹システムへのERP適用可否、前提となる業務改革方針を検討し、候補ERPを絞り込む
対象業務:会計、原価、販売・購買・在庫、生産(5事業)
期間:約5カ月
課題:受注設計生産、受注生産、受注組立、見込生産と生産形態が多岐に渡る中、新システム構築をいかに効率的するか
対応方針:ERPをベースに新システムを構築する。開発費用を抑制するため、業務はERP標準業務を雛形に見直しの検討を行う
●主な構想結果
・需給調整:生産計画プロセス、在庫運用ルールを整備するとともに、販売見込/内示/受注と生産ステータスをシステムで可視化することで、納期/生産調整業務を効率化する
・販売:全社で在庫を可視化し、引当ステータスを管理する
・生産:製番方式による生産プロセスを見直し、MRPによる部材調達/生産の業務範囲を拡大する
・設計:受注設計生産も仕様確定後は、他の生産形態とプロセスを共通化し業務をERPにのせる
・原価:最終製品、ユニット、内製部品それぞの製造コストを詳細に把握できるように、製造指図・実績収集の粒度を細かくする
●当社の役割
生産領域の構想策定(現状調査、課題分析、方向性検討、ユーザーとのワークショップ、報告書作成)
●評価
ERP適用可否、業務改革方針には経営層も満足だったが、元々SAP導入が念頭に置かれていたため、他のERPの検討やSAPの問題点を深く検討することは出来なかった。そのためERPパッケージ候補の絞り込みは課題として残ってしまった。